B’zがお休みのソロ活動は前回同様INABA/SALASになりました。2作目となるMaximum Huavoですが、今作もファンキーてエレクトリックで踊れるアルバム。稲葉さんのリクエストにより、スティーヴィー・サラスのギターの主張が、前作CHUBBY GROOVEより強く感じます。全編に渡ってキレのいいのカッティング、またギターソロを弾く曲が増えてます。
バラエティ豊かな曲、一曲一曲に数えきれない種類の音を収録。果敢に挑戦する2人に拍手。B’zでも稲葉ソロでも聴いたことない稲葉さんが聴けます。
また、2017年のライブ映像も収録。ライブ映えがパねえ。ファンキーで踊れる曲ってカッコいい。稲葉ソロのスティーヴィー参加曲、スティーヴィーのカバーアルバムの稲葉さん参加曲も収録しててお得。
1. Mujo Parade ~無情のパレード~
カッティングからスタート。ギターが主役を主張。グルーヴ感がやはりB’zともソロともちがう。ファンキーで踊れる曲。
2. U
低音の不思議な歌い出し。ノリ良く、ストレートな歌メロ。スキャット?コーラス?が南米ぽい。
3. KYONETSU ~狂熱の子~
ドラムンベース?のようなイントロとAメロ。Aメロは若干ホワイトストライプスにもありそうな感じ。低音の電子音に歌唱もテンション抑えめ。からのサビで全開。4つ打ちのノリが気持ち良い。
4. Violent Jungle
めちゃ縦ノリ。変った電子音でトリップしそうなパートもあり。ギターソロありで、その後の展開も変わってる。音色の種類がめちゃ多い。
5. Boku No Yume Wa
カッティングから始まり、カッティングしっぱなし。テンション的には落ち着いてるけど、ファンキーさは隠せない。アメリカのロックバンドがやりそうなミドル曲。
6. Demolition Girl
ノリの良いグルーヴに電子音にファンキーなギター、ポップな歌メロと、これぞINABA/SALASな曲。アルバムのリーダートラック。ソロ後に意外と展開する。
7. IRODORI
コロナ自粛でアップされたアコースティックバージョンを先に見てました。
ピアノから始まるけどそこからはアコースティックな曲ではない。隙間を開けて音で埋め尽くさない感じ手手拍子したくなる。サビは稲葉ソロっぽい?
8. You Got Me So Wrong
ギターエフェクトが電子的。歌が入ると、曲調もメロもストレート。ただ間奏はリミックス曲みたいに遊びまくり。
9.Bloodline
ファンキーなのん。音数的にはスッキリしてる。起伏の少ない一本調子な曲だけど、なかなか気色エエ感じ。
10. Take On Your Love
外し気味の変わった音使いイントロと、ドラムが打ち込みっぽいところ以外は割と普通のロック曲。
11. CELICA
爽やか系の歌メロ。キレのいいギターがなかなか耳に残ってる。
12. CELEBRATION ~歓喜の使者~
民族調の打楽器からスタート。本能的な歓喜の表現かな。ラスト曲らしくエンディングぽいメロ。