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ライブレポート GENERATION AXE 2019/11/29 豊洲PIT

ギターヒーローが5人集まるスーパーなライブに行ってきました。前回来日時は行けなかったので今回行けて良かったです❗
出演者は以下
トシン・アバシ(Animals As Leaders)
ヌーノ・ベッテンコート(Extreme)
ザック・ワイルド(Black Label Society, Ozzy)
スティーブ・ヴァイ
イングヴェイ・マルムスティーン

一曲目は5人揃ってのオープニング、Hocus Pocus。超人ギタリスト5人による轟音(笑)ソロ回しで各人の個性の違いを見せてくれました。

ここから各人がメインを張るパート。最初はトシン・アバシ。Animals As Leadersでの活動が有名で、8弦ギターを使用したプログレッシブな音楽性。プログレッシブといっても現代的で、今までのギタリストでは考えつかないような音を出します。ギターほ超絶技巧という表現がぴったり。いわゆる速弾きは当然のこと、スラップ奏法によるパーカッシブな音がトレードマーク。他の4人と比べるとよりマニア向けな音楽性ですが、スティーブ・ヴァイから未来のギタリストとして絶賛されているみたいで、その縁もあっての参加なのかなと。私はAnimals As Leadersのファンなので一番のお目当てでしたが、盛り上がりという面では他の4人に完敗してるかなと。テクニックでは一番かもしれませんが、そこだけでは語れないのがライブ、やはり何十年も世界をツアーしてきた方々とは年季の違いを感じました。とはいえ一番好きなWoven Webを生で見れて感激したし、これからのギター界を背負って立っていってほしい!

2人目はヌーノ・ベッテンコート。Extremeのギタリストとして有名で、ソロで数多くのプロジェクトをこなしてきており、歌を歌わせてもカッコいい。ファンキーな音楽性でリズム、グルーヴを大切にしており、俺の右手は止まらないタンバリンみたいなもんだと自称してました(笑)複雑でノリ難いトシンの音楽とは対照的で、デュエットで弾いたPhysical Educationの後のソロ一曲目、Get The Funk Outで会場の空気を持って行くイケメン。唯一ちゃんとMCをしていたり、歌も上手いし、アコギでのMidnight ExpressやExtremeメドレーでズルいぐらい盛り上がりました。

3人目はザック・ワイルド。長髪と長髭が特徴のマッチョ。正にメタル野郎な見た目で、ペンタトニックスケール主体の腕力系ギタリスト。カントリーギターの名手でもありますが、今回は披露せず。ヌーノとのデュエット含めカバー曲でまとめたセトリで、ジミヘンのPurple Hazeからスタート。他は持ち曲と言えるBlack SabbathのInto The VoidやWar Pigsで、全曲かなり長めのソロを取りました。客席にもかなり長時間乱入(笑) ステージに帰るときは背面弾きのまま歩いていったり、ギタリストらしい振る舞いがすごく様になっていてカッコ良すぎるオッサンです。特徴的な揺らしまくりビブラートにシビレました。ブルージーな歌声も渋い。ちょっとオジーに寄せてる感もありましたが。そしてStill Got The Bluseでヌーノとヴァイとの共演、しかも3人とも客席で弾く(笑)あまり良い位置にいなかったので、残念ながらザック以外はあまり見えませんでしたが、こんな豪華な共演を見れるのはココだけでしょうね❗

4人目はスティーブ・ヴァイ。ギターインスト界では一番有名かつグラミー受賞という実績もあるレジェンド。音楽理論に精通した知的な印象と同時にノイズや突拍子もないエキセントリックな音も自在に操る変態ギタリスト。テクニックも変態級。7弦ギターを広めたギタリストでもあり、8弦を使用するトシン・アバシもヴァイの系譜にいるギタリストですが、やっぱりヴァイの方が変態(笑)今回はこのイベントのホストということもあってか、プレイした曲は少なめ。7弦を活かしたAnimalsと、代表曲のFor The Love of Godを聴けたので満足。そしてイングヴェイとBlack Starで共演。イングヴェイの大ファンではないのですが、さすがに胸が熱くなりました。

そして5人目はイングヴェイ・マルムスティーン。ご存知ネオクラシカル速弾きの始祖。正直大ファンではないですが、ライブはさすがでした。イングヴェイのフォロワーは掃いて捨てるほどいますが、イングヴェイはイングヴェイしかいない、孤高の存在です。とにかく全曲休む間もない程にピロピロと高速のリードギターが続き、いつ休むんだよと言いたくなるレベル。アクションも往年のギターヒーローそのままの足上げ、ギター回しで、調子の良い全開のイングヴェイでした。とにかく高速ギターの中突然名曲Far Beyond The SunとTorilogyが始まっておおっ、となる。今の時代イングヴェイより速く弾けるギタリストは結構いるでしょうが、ライブのイングヴェイ程に弾き続けられる人はいないでしょうね。というかイングヴェイより速く弾けても意味ねーなー。

そして再び5人揃ってフィナーレ。まずはQueenのボヘミアン・ラプソディをギターアレンジ。ヴァイが編曲した名曲のインストバージョンは流石の出来。ライブアルバム欲しい。オーラスはイングヴェイボーカルでBurn。ここでは再び全員の個性豊かなソロ回しでお祭りは幕となりました。

とにかくギター弾く人には超豪華なイベントでしたが、三時間に及ぶライブだったので足腰が結構ヤバかったです(笑)個人的にはバンドマン然としたヌーノとザックが一番盛り上がったかなーと。翌日からExtremeとザック参加の作品を聴き漁ってます。

撮影OKでした。
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