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B’z【Whole Lotta NEW LOVE】レビュー

B’zのアルバム「NEW LOVE」を引っさげてのツアーを収めた最新ライブ作品です。さいたまスーパーアリーナ公演を収録で、私は収録日の前日に同会場に参戦しておりました。前アルバムのDINASORのツアーのときもさいたまスーパーアリーナ公演を収録していたので、ちょっと意外でしたが埼玉県民的に嬉しいです。
今回のツアー前に長年サポートを務めたメンバーが総入れ替えになり、ファン的には中々の大事件でした。結果、B’zは新しい一歩を踏み出せたツアーになったと思います。普通年を取ると同じ人とばかり組むもんだと思いますが、変化を恐れずに前進する姿勢には頭が下がります。


以前のサポートメンバーは「完成された」演奏を聴かせてくれていましたが、今回のメンバーとの演奏は良い意味で粗削りで、尖った音になったかなと。定番曲も違った風に聴こえて、かなり新鮮でした。


YTは氷室京介のライブで見ていましたが、スタジオミュージシャン然とはしていない、ロックバンドのギタリストらしい弾きっぷりが良し。
ブライアン・ティッシーはワイルドなドラミングが魅力的。見た目はシェーンより迫力ある(笑)
モイーニ・デイは凄腕。フュージョン畑の人らしい奇怪な音使いのソロを聴かせてくれました。さいたまスーパーアリーナ公演ではロックバンドのベーシストとしての立ち振る舞いも様になっています。当然ルックスが目立つのでバンドには大きなプラス。
サム・ポマンティは、キーボードの良し悪しはよくわかりませんが、増田さんはクラシックロックバンドのキーボーディスト、という感じなので、スタイルが全く違うという点で興味深く聴けました。


とはいえ、次回以降このメンバーで固まるかというと、そうはならない気が。特にブライアンは各所から引っ張りだこみたいですし。


今ツアーではNEW LOVEからの曲を全曲演奏(日替わり含む)し、黄金期だった90年代の曲を2曲しかやらないというセトリも、現在進行形のバンドらしくて好印象。松本さんの機材は黒のレスポールの出番が多く、近年のトレードマークだったダブルカッタウェイは一度も使われなかったのが意外でした。さらに色んな種類のアンプが並んでいて、どれ使ってるんだろうと気になっていましたが、裏でやっぱりいつものFATを使ってたみたいです。稲葉さんは2018年の不調はどこにも感じさせないくらい万全で、よくぞ盛り返してくれた!という気分です。


見どころ:演出が光る曲としてWOLF、俺よカルマを生きろ、有頂天。ギターバトルが熱いRain & Dream。ベースソロがヤバいSICK。半分アコースティックの珍しい形式で演奏された裸足の女神。最近の代表曲になったStill Alive、兵、走る。やっぱり定番は良いよねーなjuice、さまよえる蒼い弾丸


50代後半になったお二人ですが、変化を恐れず挑戦する姿に憧れました。これからも応援します。

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