Alter Bridge 【Walk The Sky】レビュー

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前作からライブ作品は2つ挟み、マークトレモンティはソロ活動を、マイルズケネディはガンズのスラッシュのソロに参加してアルバムとツアーを行っていました。なのでなかなか久しぶり感のある新作ですが、相変わらず私の好みストライクです。
そもそもボーカルがロック界で1,2を争うくらい好き。とにかく上手くて、ロックしてる曲もバラードも極上。曲や演奏は90年代から流行り出したヘヴィなバンドという感じですが、メロディを大事にしており、どの曲も聞かせるポイントがあるかなと。
毎回歌詞のテーマはヘヴィですが、今作はなかなかメッセージ性が強そう。最初の曲は始まりを感じ、ラストの曲は終わりを感じるので、曲順にストーリー性を感じます。前半はロックバンドとして比較的わかりやすい曲が、後半は彼ららしいけど、前半より劇的な曲が集められているような。
彼らの音楽スタイルは日本だとあまり受けがよろしくない と言われるようですが、今作はシンセサイザーが結構導入されており、今までとは違う変化を迎えているようです。4thアルバムFortressで待望の初来日を行って以来、5年もご無沙汰なので、今回は来日してほしいところ。。

1.One Life
オープニング。静かな小曲で、これから始まるぜ感が非常に強い。 短い曲ですがボーカルの上手さをここで感じます。

2.Wouldn’t You Rather
お得意のヘヴィチューン。サビとギターソロはとてもメロディアス。ミドルテンポでヘヴィな演奏、マイルズのメロディアスなボーカルと、Alter Bridgeといえばこういう曲だなと。

3.In the Deep
3rd収録のGhost of days gone byみたいなギターイントロ。曲調もどことなく意識してるかな。もの悲しいAメロからサビは少し明るめ。

4.Godspeed
メロディは何となく希望に溢れる感じですが、歌詞はそうでもない(笑)
ギターソロはフェイザーが使用されてて印象的です。前作のMy Championほどでないけど、結構キャッチーかな。

5.Native Sun
かなりヘヴィなリフと演奏。テンポもスローでかなりの重量感。これがたまらんす。爆音で攻撃的な音が腹に響きます。ライブだと全身貫かれそうです。それでもやっぱりサビはメロディアス。マイナー調でロックらしい。

6.Take the Crown
アルペジオで雰囲気作りをしてからの、やっぱりヘヴィチューン。このアルバム全体的にギター目立つなあとこの辺りで気が付きました。 途中キーボード演奏も入ってきてまた違う雰囲気。エンディングにはマーク怒涛のソロ。

7.Indoctrination
ドラムからスタートで、Aメロは抑えめに開始。からのマイルズが伸びやかに歌うサビ。 どことなく映画音楽で使われそうな感じもします。アクション映画の序章的な。間奏やエンディングのソロでもまた違う顔を見せてくれます。

8.The Bitter End
こちらもアルペジオからスタート。からのマイルズお得意の伸びやかな歌が映える映える。極上。この表現が合ってるかわかりませんが、パワーバラードって感じです。

9.Pay No Mind
ライブでは掛け合いになりそうなサビが印象的。ヘヴィなギターリフはいつも通りで、キーボードやノイズも乗っかってきて、変化を付けてるなと。

10.Forever Falling
最近定番のアルバムに1曲マークトレモンティが歌う曲。サビはマイルズもコーラスで参加。ファンなら知っていますが、マークは歌が結構上手い、マイルズはギターがめちゃくちゃ上手い。スラッシュメタルのように激しいリフだけど、やっぱり彼ららしいメロディが。ソロはマーク入魂の一品かな。

11.Clear Horizon
静かに始まり、Aメロ、Bメロと盛り上げてゆき、サビは裏の演奏がアクセントになっていて跳ねる感じがちょっと新鮮。 この辺りから、物語で言うと終章の様に感じる。 ドラマチックな印象を受け、アルバムで一番好きかも。

12.Walking on the Sky
タイトル曲になるのかな?こちらも物語ならクライマックスにかかりそう。演奏にかかる揺らし系のエフェクトが印象的。

13.Tear Us Apart
お得意の優しげなバラード。こういう曲はやっぱりマイルズの独壇場ですね。極上の歌唱でした。

14.Dying Light
タイトル通り、死を迎える場面になる。 アルバムを締めくくる、ドラマチックを通り越して壮大な曲。 11曲目からラストまで、胸を揺さぶられる楽曲ぞろいでした。