TOOL 【Fear Inoculum】限定版レビュー

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発売日から随分経過してますが、限定版の到着を待ち、やっと手に入れることができました。何ならもう全米チャート1位取っちゃたみたいですね。こんなにも媚びの無い作品で。

ちなみに限定版の発売が遅れた理由は、リチウム電池が搭載されてるから輸入に時間がかかったそうな。何それ怖い。

噂のHDスクリーンは明るさで再生停止するようで、パッケージを開いた瞬間再生が開始される。内容はいつものPV同様、フルCGでジャケットの世界観の映像が10分弱?くらい。BGMはアルバムの曲ではなく、効果音の様なものだけ。操作ボタンは音量と再生停止のみ。充電用にUSBケーブルも付属(CDだぞ?)

中のアートワークはこんな感じ。

デジタルデータなら1600円のところ、10000円払う価値はあるかというと無いかも知れません。しかし、所有欲を満たしたいオタクである私は買って悔いなし。

TOOLの映像作品にそこまで興味がなければデータで買えば良し、です。ちなみにMP3ダウンロードコードがついてくるので、データ版のみ収録のインスト小曲は聴けます。

●感想
とてもアーティスティックな作品だと思います。いや前からそうじゃんと言われそうですが、前より更に、という意味で。前作の10000 Daysと比べると、分かりやすいリフやメロディは少な目になったなと。何だかんだ歳を重ねた事による落ち着きが反映されているのでしょうか。一曲の中で静と動がくっきり分かれている中で、静の割合が多い印象がありました。7曲中6曲が10分超ということで、各曲非常に情報量が多く、味わい尽くすのには時間がかかりそうです。各曲極上のTOOL節を聴かせてくれるので、それもまたご褒美。13年待った甲斐は間違いなくありました。昔TOOLが好きだった人はさっさと買うべし。

ギターもベースもドラムも、他のバンドとは一線を画する個性があり、複雑な曲構成も相まってトリップしそうになる気持ち良さ。突き詰めれば音作りと空間系エフェクトの使い方になるのでしょうか。毎度のことながら複雑なリズムと長尺曲で演奏者は覚えるのが大変そう…

ともあれ、ライブを久しぶりに体験したい。TOOLはライブ映像作品をリリースしないので、来日したら必ず行こう。